Hasegawa 1/48 Mitsubishi F1M2 Type Zero Seaplane Pete" Model 11 (New Tooling)"

2009年の初版から十数年が経過しましたが、現在でもこのスケールの零観としては唯一にして決定版のキットです。プロポーションとディテール共に申し分ない出来で、特にコクピットの情報量は圧巻ですが、インストのパーツ取り付け位置が不明瞭で分かり難いのが難点です。ハセガワから専用のエッチングパーツもリリースされているので、拘りがあるなら購入するのも良いでしょう。付属のマーキングは三種で、パッケージアートにもなっている千歳搭載機「YI-23」は、第二次大戦で僅か二名しか生まれなかった水上機エースの一人である甲木清美の乗機と言われます。後発キットもまず出ない機種だと思われるので、このスケールで大戦機をコレクションする上では欠かせないキットでしょう。

主翼が2枚羽の零戦は、初めて見たので楽しみながら作れた。また、水上偵察機なのに、戦闘用の装備もあって興味深かった。

間違いなく名キットです。機体表面のディティールがしっかり再現されてコックピットの再現度の高さは他の1/48に比べると大変出来が良いです。キャノピーのマスキングが窓が多くって大変！別売のキャノピーマスキングが有れば作業効率が良いかもです。他にはディカールを貼る際にはマークセッターが有れば作業しやすいです翼前部の味方識別ペイントのデカールシールが貼り付けにくです。バランス取りの重りが付属して無いので用意する必要が有ります、付けて置いて欲しい所ですがこの値段なら文句は出ないですね。複葉水上機でこの高クオリティ＆低価格非常にありがたいですね。自分は別売のエッチングも購入しました。唯一の悪い点は他のレビューでも有るように、組み立て説明図がゴチャゴチャしていて分かりにくい所です、私は穴空けの指示を見落としてました（笑）全体的にしっかりとすり合わせして、確実に進めれば特にパテ等の修正も無く作りやすいです。《注》画像のアクリルケースは別売

プラモデル初心者です。というか、ほぼ初めてです。ハンディなエアブラシなどある程度の道具は買い揃えてからの挑戦。正直、初心者には難しい部分もありましたが、何とか作り上げました。でも、正直疲れました。このタイミングでこのパーツをそこに嵌めるの？というのがいくつかあって、悪戦苦闘することもありました。ただ、物は非常にいいと思います。すごく精巧で、こんなに小さなパーツまであるの？と思わせるほどのものまでありますが、それがまたリアリティがあっていいのだと思います。出来上がりは写真の通り甘い部分もありますが、自分は大変満足しています。難しかったからこそ味わえる達成感だと思います。

モールドもしっかりしてますし、少々の加工で綺麗に仕上がります。ただ、専用のエッチングパーツは難問です。やめたほうが良いです。

とりあえずゲット。長谷川さん一度キットの製作方向を考えたほうがイイですよ、ある時期から試行が止まっています。ズベズダ、エデュアルド等の最新の他社製品を見て何とも思はないんでしょうか？

当商品は、機体の特徴を良くとらえており、なかなか素晴らしいキットだと思います。また、一般的にバランスが難しい彼我識別帯もデカールにあり、サクサクいきました。おすすめです。

零戦等、他の同時期の戦闘機と比較すると、この高性能複葉水上機は情報量も多く、ひと回り大きく感じるほど存在感抜群で非常に模型栄えします。説明書が一部判り辛く、組み立てに注意が必要ですが、素晴らしいキットだと思います。制作当時、純正エッチングパーツが入手できず、張り線等は伸ばしランナーで再現しました。