Selected Poems: 1947-1995 (Penguin Modern Classics)
S**R
Don't miss it
One among the best Americal poet. Unique style and use of words. You will HOWL in joy once you read this.
A**A
Love love love!!
You can’t go wrong with beatniks!
A**I
ギンズバーグが死の前年に自ら選んだ詩たちを偲ぶ
ギンズバーグが自作の1947年から1995年までの詩の中から、自らが選び出した詩集です。膨大な量の自分の詩の中から、どんな基準で、この詩集のために選んだのでしょう?しかも、死ぬ一年3カ月前という時期に、どんな思いで選んだ詩たちなのでしょう?1997年4月、死ぬ数日前まで詩を書き続けたという詩人ギンズバーグ。そして、死後、約二十年も経った2016年、突如、「アレン・ギンズバーグ、五篇の詩」が村上春樹・柴田元幸の新訳で雑誌『新潮』6月号に掲載されました。なぜ五篇なのか? よく分かりませんが、とにかくその五篇の翻訳を読んで、感動しました。原文英語も読みたくなり、本書「ペンギン版」を購入し、早速、五篇の詩から確認してみました。その結果、本詩集には、「アレン・ギンズバーグ、五篇の詩」のうち、四篇の原文が見つかりました。ウィチタ渦巻きスートラ(抄) Wichita Vortex Sutra (160頁)魔法の聖歌 Magic Psalm (113頁)「吠える」への脚注 Footnote to Howl (57頁)ひまわりスートラ Sunflower Sutra (60頁)残念ながら、五篇の詩の内、「賢者チョギャム・トゥルンパの火葬に臨んで」の詩の原文だけは、この詩集の中には収められていませんでした。他の詩集を探してみます。この本の中の詩は、何といってもギンズバーグ自身の選択ですから、なぜ選ばなかったのか死者に訊くわけにもいきません。でも、「チョギャム・トゥルンパ」の名前は、この本の中に7か所も出てきます。これらのページから、ギンズバーグにとって重要な人物であったことが推測できます。ギンズバーグが自分の詩 “The Charnel Ground”(388頁)の「エピグラフ」に「チョギャム・トゥルンパ」の言葉をそのまま「引用」しています。さらに、同じ詩の最後の一行にも「チョギャム・トゥルンパ」の言葉を、自分の詩の「締めくくりの一行」として引用符を付けて「引用」しています。ギンズバーグがこんなにも愛敬した若き詩人「チョギャム・トゥルンパ」本書258頁には、漢字のような、謎の筆文字があります。トゥルンパの書(1978年)だそうです。ギンズバーグとトゥルンパ、二人の詩を通した交流、ギンズバーグのインスピレーションへの影響をもっと詳しく知りたい。さて、村上春樹さんの訳の「ウィチタ渦巻きスートラ(抄)」に戻ります。(抄)とあるとおり、原文のWichita Vortex Sutra の中心部のごく「一部」でした。なぜ、その「一部」だけを抜き出して翻訳したのか、謎です。村上さんの訳文は「ぶら下がりインデント」の無い、簡明、クール、平易な巻物のような日本語です。村上春樹さんは叫ばない。静かにお経を詠むように翻訳しています。木魚を叩きながらお経を詠むお坊さんの低い声がロックンロールに聞こえたことがあったなあ。「老いぼれた、孤独な男になっちまった」のではなく、老成かも。原文の英語は、「ぶら下がりインデント」だらけの、歌の抑揚のような、右往左往のひっちゃかめっちゃかのワインディング・ロードみたいな「でこぼこ」レイアウト。まるでカンザスのでこぼこ道路のよう。右に左に穴をよけながらヨタヨタ進むフォルクスワーゲンの小型バスの中では、「オー」との呼びかけ。ゲロを吐け、叫べ、吠えろ。O tender fellows (169頁)O man in America! (173頁)そのとき(1966年)、ギンズバーグは既に四十歳。若いような、若くないような。本詩集、巻頭のギンズバーグ自身による ”APOLOGIA OF SELECTION”(詩の選択に当たっての弁明)は、良かったです。弁解がましくなく、自分の選択への自信にあふれていて、印象に残りました。数多くの自分の詩の中から、この詩集にどんな基準でなぜ選んだのかを詳細に具体的に読者に説明しています。「序文」というか、「まえがき」のように。さらに、この中には、ギンズバーグの友人ボブ・ディランについての説明がかなり詳しいのには驚きました。彼を poet Bob Dylan として、詩人として認めています。ディランからの影響をギンズバーグが詩の中に取り込み始めたのは、1971年。この詩集には、かなり多くの「楽譜」が含まれています。ギンズバーグ歌謡集風。ギンズバーグが、詩だけでなく作曲も同時に行っていたことが分かります。歌うように自分の詩を読む(詩を歌う)ギンズバーグの姿は、ディランと重なります。例えば、“September on Jessore Road” と言う詩と曲(209頁)は、「ディランのために」書いたもの(xviii ページ)だそうです。また、”Jimmy Berman Rag” と言う詩と曲(221頁)のギター・コードは、ディランがニューヨークのレコード・スタジオにおいて即興でかき鳴らした「ままのもの」(xviii ページ)であり、改訂していないんだそうです。Wichita Vortex Sutra (1966) の詩の中で、ギンズバーグはボブ・ディランのことを、“Angelic Dylan singing across the nation”(173頁)「天使のようなディランがその国の端から端までを歌って回っている」“His youthful voice” 「彼の若さあふれる声で」“His tenderness penetrating aether” 「彼の柔らかさが突き抜ける輝く炎のエーテルとなって」と歌っています。この詩を読んで、背中の羽根で宙に浮く、ふくよかな天使が、口から炎のようなエーテルを吹き出している西洋絵画を思い出しました。
C**R
Five Stars
Brill
T**T
2 years & 800 pages shorter than Collected Poems
Don't let the cheesy cover bug you.Selected Poems contains the vast majority of all the Ginsberg you'll ever want. You got classics like Pull My Daisy, Howl, America, Kaddish, This Form of Life Needs Sex, Wales Visitation, Elegy for Neal Cassady, Cosmopolitan Greetings, etc.However, you are still missing numerous gems that you'll only find in the Collected Poems or original City Lights books. Some poems I would have included: Laughing Gas, Lysergic Acid, Mescaline, Holy Ghost on the Nod Over the Body of Bliss, Flash Back, Ode to Failure, and Spot Anger. And Memory Gardens (elegy for Kerouac) is abridged for some reason, even though it's not a long poem. And only 3 poems from his final book Death & Fame are included.For those that don't want to lug around the massive 1200-page Collected Poems, this is a great collection.
A**N
Great
I thing Allen Ginsberg is great anyway and I love the way this book is laid out chronologically with poems as well as musical pieces that the ballad's should be read to.
A**R
I always wanted to read his poems; apparently one ...
I always wanted to read his poems; apparently one of the greats of the beat generation. Somehow I can not get into this.
ترست بايلوت
منذ 4 أيام
منذ شهرين