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R**U
従来の自己啓発書とは異なる、白眉の一冊
自己啓発書はたくさん出ている。その多くが、いわゆる「成功哲学」であって、どうすれば人生の成功者になれるのか、就中、どうすれば豊かに(富裕)になれるのかという内容を解くことが多い。その方向の類書は、欲望を積極的に肯定し、紙に書きだすことによって、成功願望を実現するという内容だ。それはそれでよいことだと思う。その方法で成功者となり、大きな富をつかんだ実例もあり、決して嘘ではないだろう。 しかし、この本は違う。「自分を変える」と銘打っているだけに、「成長」を目指すものであっても、成功哲学とか、富裕になる方法というのではない。それどころか第5章には「脳が大きなウソをつく」という章が設けてあり、「欲求を幸せと勘違いする理由」が述べられているのだ。この観点からすれば、従来の成功哲学が、欲望を積極的に肯定することは、場合によっては、ほんとうの幸せではない方向に導くこともあり得るのだろう。 したがって、自己欺瞞にならないような、欲望を見つめるという方向が大切だということになるのではないか。従来型の成功哲学は、場合によっては、自己欺瞞になることもあるのだろう。 従来型の成功哲学を最初に唱えた、いわば開祖は、ナポレオン・ヒルである。彼の「成功哲学」は今でも古典的名著として読まれている。確かに名著である。しかし、著者であるヒル自身が、晩年には破綻して没落したことは、あまり知られていない。幸いにも、ヒルの哲学を用いて成功者となった、クレメント・ストーンがヒルを雇い、社員研修担当としたので、路頭に迷うことはなかったようだ。この実例を見ても、ヒル流のの古典的成功哲学には何らかの「穴」があるのではないかと思う。
P**Y
出典、参考文献の記載がない
本書では、意志力を高めたり鍛えたりする方法としていくつかの方法を紹介しており、その全てについて科学的なエビデンスがあると記載されているが、出典や参考文献の記述がまったくない。よって、本当に科学的であるかどうかの検証ができない。「ある研究によれば~」のような書き方が多く、誰のどの論文や書籍からの情報なのか全くわからない。既知の内容もあり、一定程度は他の科学者が実験で確かめた内容が含まれているようだが、科学者が科学的であると主張するのであれば、最低限、出典や参考文献は記載するべきである。ただ、書いてある内容を全面的には信用できないものの、実践してみて役に立てばそれで良いという読み方ならありかもしれない。
A**ー
俺のレビューは読まないでね
「意志力」という、今までであれば精神論で片付けられていたような領域を、誰でも実施できるよう科学的に解説しています。読み進める中で色々とスッキリしました。ただ、スッキリで終わらせるにはあまりにも勿体ないので、とりあえずこの本で紹介されている瞑想は毎朝の日課にしようかと思います。というのは前置きで、「俺のレビューは読まないでね」と言うタイトルにもかかわらず読んでしまった人は、この本を読んでみることをオススメします。普段、考えたくないことや嫌なことが頭から離れずモヤモヤしがちな人は、この本を読むことで頭がすっきりと晴れるかもしれないですよ。
B**H
とても楽しく笑えながら、しかし深く学び理解できる
自分を変える、という事の前提として意志力を、自分の意志をどうすれば全うできるか。そのシンプルな命題を、人間の脳の構造や様々な心理学データや実験結果を使ってわかりやすく、そして何よりユーモアを交えて説明してくる。心理学系の本はとてつもなく難しいものもあるが、この本に関して言えば、どこまでも平易な文章で分かりやすく、そうでありながら、私達の抱える様々な問題に丁寧に答えてくれる。この本は買って良かった!
A**K
退屈
つまらなさ過ぎて途中で読むのをやめました。いいことを書いてあるのなら、短くわかりやすく書かないと。
ترست بايلوت
منذ أسبوعين
منذ أسبوع