Specialbook of Akimi Yoshida [Japanese Edition]
寧**夢
あなたの青春は吉田秋生のどの作品と重なっていますか?
デビュー作からカルフォルニア物語の頃、アメリカに行きたいと思った。ハナコ日記のバブリーな生活は縁がなかった。ハードボイルドでタフで命のやり取りの物語が続く半面、童話タッチでシンプルなラインがどんどん変化していったのを、寂しい気持で眺めた。好きな登場人物が傷つき亡くなっていった。ラバーズキスを題材にレポートを書いた。日本の高校生がいつの間にかアメリカでカメラマンに、短編のキャラが次の物語の主要な人物の伴侶になっていたり、ドキドキしながらYASYA、イヴの眠り、そして癒しの鎌倉diary。懐かしい、夢見るころを過ぎても。どの作品も自分の青春と重なる、定年前の自分も、結婚前の自分も、全て重なる。男性が主人公でも女性が主人公でも、みんな色々問題を抱えていて、それがどんなに重くても、向かい合っていこうとする弱さと強さ、傷つきやすさにいつも感情移入し、泣き、更に読み返したくなる。そんな吉田秋生本、懐かしくあれこれ思いながら読んだ。
H**6
女子心、言語化。
「女子ってなんだか生きづらいな…。」と、モヤモヤしていた10代から20代の頃の私の気持ちを全て言語化してくれたのが、吉田秋生先生の本でした。思春期が、桜の園~BANANA FISH に至るのですが、「魂を、完全燃焼で生きる」のに、ジェンダーなど関係ない!と、吹っ切れるまでに影響を受けました。今でも、大切に読み返す作品を、改めて振り返るきっかけにもなった本です。お勧めです。
メ**ズ
きれいだし楽しく読めました
知ってることばかりという方もいましたが、検索してそれなりに関連本を読んだりした私でも楽しく読めました。よほどのマニアでない限り楽しんで読めると思います。
あ**ど
おめでとうございますの意味で星4。
インタビューというか、座談会半分、過去作の解説半分、あとは過去の作品のイラストがちょっとずつ、作者の年表だったり、キャラクターのファッション解説などの小ネタだったり。単行本未収録作品があるとの事で買いましたが、「ボビーに首ったけ」というその昔アニメ化もされた小説(吉田氏がカバーイラスト、キャラデザインしてました)のミニストーリーでした。あとは漫画ではなく絵本的な作品とかですね。座談会は去年フラワーズに40周年記念で掲載されたものや、過去の江口寿史との座談会のものなどの再録。読んだことがない人にはいいと思いますけど、基本的に目新しい情報はない。ツイッターでの質問に答えるとありましたが、質問本数はとても少ない。基本は座談会形式なので、編集者たちと作者との雑談がメイン。作者の性格もあるのだけど、読者の質問にズバッと「考えたことがない」「知らない」「勝手にどうぞ」という感じであしらう様に答えているので、質問は単なる話題のきっかけなんだなと思った。記念本、コレクターズグッズとしては買って置いてもいいと思いますが、ほかの方がおっしゃる様に装丁は簡素な平綴じでカバーなし。よく見る人気作のコンビニ本みたいな感じ。値段は記念本にしては安いので装丁を安く仕上げたのかな?という感じです。アニメ化に関しては私は期待してるのですけどね…。フジのノイタミナの枠は良作も多いので。とはいえ、声優さんに関してはイメージが違うと悲しいかも。あと、昔のコミックの黄色いカバーの単行本の復刻版が出るそうです。文庫版だとイメージが…と思ってた方はそちらがオススメかも?ニュースステーションのオープニング映像の事とか掲載されてるかな?と思ったら、出版社とは関係のないところでの仕事だからか、触れられておらず。
あ**こ
ファンとしては、有り難い本でした。
吉田秋生さんの大ファンです。全ての作品好きですが、中でも「BANANA FISH」は、2冊づつ持っていて、何回読んでも泣け感動で、胸が一杯になります。「BANANA FISH」のカケラでも欲しい私としては、嬉しい内容でした。今後も、吉田秋生さんの情報や「BANANA FISH」のカケラを探し続けていきたいと思っています。
ترست بايلوت
منذ شهرين
منذ يوم واحد